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1月31日のロシア市場、大幅続落

ロシア株式市場は続落、MICEX指数は月間ベースで過去最高の下落率を記録

 31日のロシア株式市場は、続落。大手金融保証会社(モノライン)の格下げ懸念から欧州株が全面安となった流れでロシア株は終日軟調となった。更に米大手証券ゴールドマン・サックス(GS)がクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場でズベルバンク(SBER)のリスクが高まっているとして同行株の目標株価を引き下げたことで、市場全体に不安感が広がった。MICEX指数は4.16%安の1574.33、RTS指数は3.76%安の1906.97で取引を終えた。MICEX指数は1月を通して16.65%の下落となり、2006年5月(13.81%)を抜いて月間ベースで過去最高の下落率となった。

 個別ではズベルバンクがGSによる目標株価の引下げを受け、市場全体の下げを主導した。ただ引下げ幅は2.2%に留まっており、目標株価自体も4.41ドル(約108%)と直近価格(97.98ルーブル)を上回っているため、31日の市場の反応は心理的なものが大きい、との見方もある。前日比3.92%下落して取引を終えた。

 鉄鋼最大手セヴェルスタリ(CHMF)は同社保有で世界でも2番目に大きい溶鉱炉で事故があり、その溶鉱炉の稼動を停止した。これにより銑鉄の生産量減少が避けられない、との見方が強まり同5.18% の下落となった。

 モスエネルゴ販売(MSSB)は、昨日出た持ち株会社ロシア統一電力システム(EESR)が算出した株式価値が13億ドル(約1382億円)となるとのニュースを引続き好感して続伸、同19.62%の上昇を記録した。同社株の売出し実施は3月に予定されている。


米国株は反発、モノライン最大手が最上級格付け維持に自信を示したことを好感

 米国株式市場は反発した。寄付き後は金融保証会社(モノライン)最大手のMBIAの業績が市場予想を大きく下回ったために最上位「AAA」の信用格付けを失う懸念が高まった。MBIAは「AAA」の格付けを失うと、同社が保証する6780億ドルの債券全体の格付けの見直しが必要になり、金融機関の評価損が更に大幅拡大すると懸念されている。

 また米新規失業保険申請件数が2005年9月以来最大の増加幅となったことで、2日発表の米雇用統計も市場予想を下回る、との連想が働いた。これらを嫌気した売りにダウ工業株平均の下落幅は一時170ドルを超えた。

 その後MBIAのCEOが、同社の資本は最上級格付けである「AAA」を維持する上で十分な水準にあると述べ、経営破たんの憶測を退けたことで、格付け維持に楽観的な見方が台頭し、急速に切り替えした。ダウ工業株平均は前日比1.67%上昇して取引を終えている。

 債券市場では新規失業保険申請件数が2005年9月以来で最大の増加幅となったことで3月以降の追加利下げ観測が強まり債券に買いが入り、利回りは低下した。

 為替市場ではキャリートレードの巻戻しで日本円が月間ベースで7年ぶり上昇となった。


ニューヨーク原油は反落、米雇用統計前に利食い売りが広がる

 ニューヨーク原油先物は、反落。1日の米雇用統計の発表を前に新規失業保険申請件数が悪化したことで、米国の雇用悪化懸念から利食い売りが広がった。1バレル=91ドル台で取引を終えている。

 金先物は前日の取引終了後に発表された米国の大幅追加利下げ実施により、米ドルのヘッジ商品としての金への資金流入が広がり、一時史上最高値を更新した。


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